喜によって人を賞し、怒によって人を罰し、理を枉げて法を私するは、これ天道に非ず。
自らの長を語りて人の善を覆い、自らの短を隠して人の悪を現すは、これ人道に非ず。
これは、私が大好きな言葉の一つです。
上杉謙信が権力者の在り方について語った言葉といわれています。
要約すれば、
「一時の感情で沙汰を下してはダメ。法は組織を束ねるためのもので、自分が法になってはいけない。まして、人としての最低限のモラルがないなんて、もってのほか」
ということですね。
戦国時代も今も、人が集まって組織を作っているという点では同じ。
今よりも、人と人との繋がりで成り立っていた社会から生まれた言葉は、余計な装飾もなく、シンプルに胸に響きます。
何百年と時間を乗り越えたということは、それだけ真理を突いているのだと思います。
歴史が残した言葉は大好きです。
なぜ、こんな話をしたかというと、昨日前職の同僚と久しぶりに会い、相変わらずの話を聞いたからです。
前職の社長は、昔は相当男気あふれた人間だったらしいのですが、会社が大きくなってきたと同時に全く人間が変わってしまったのでした。
あえて詳しくは話しませんが、権力を持つにつれて、徐々に奢りというものは出てきてしまうのだと思います。
自分が今後、どれだけの力を得られるかは分かりませんが、この言葉の意味を忘れないでいきたいです。
こんなマジメな気持ちから始まる一日。
うん。なんて清々しいんだ!
ま、おかげでこれからマッハで準備しなきゃいけなくなったけどな。