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2007年09月04日のアーカイブ

ブランド広告

今日はちょっと興味がわいたニュースから話を広げてみよう。


岡山県にある中国食品工業という会社が自己破産したというニュースを見ました。

『中国地方で一番』という決意で付けた社名というだけで、中華人民共和国とは関係もないらしいのですが、昨今の中国食品問題から「中国」という言葉のマイナスイメージの影響を受けたとのこと。

もちろん、それだけで潰れたとは思いませんが。。


中国地方の「中国」は、もともとは都から中程度離れている国という意味で名付けられた地域名ですが、今となっては中国に近い地方だからって説明した方が説得力ありそうですね。

同じ扱いだった「近国」「遠国」というカテゴリが無くなっているのですから、「中国地方」なんて紛らわしい名前やめてしまえばいいのに、なんて簡単に思ってしまいますが、中華人民共和国よりも歴史が古い呼称を簡単に変えるのも何かシャクですよね。。

ただ、中国地方の地方紙「中国新聞」は、地方外の人が聞いたらまずチャイナの新聞だと思うよなぁ。

中国地方の人は、この地名をどう思ってるんだろう??



そんなこんなで、このニュースを見て思ったのが、企業のブランドイメージについて。

今回の中国食品工業は、「中国」という言葉にもともと含まれる権威をブランド利用しようと試みた社名。

これは昔の企業に多い同じような例で、他にも社名に「日本」をつけている会社は数え切れないほどありますね。

政党でも「日本新党」や「新党日本」もこの類だと思っています。

こういった虎の威を借る名前は、無条件で「それなりのイメージ」を一般に与えられる反面、もともとの言葉の権威自体が堕ちたとき、影響をウケウケになってしまう危険性があるということですね。

個人的イメージでは、「大日本」や「""の字」が入っている法人名は、戦争を連想させ、ネガティブな印象があります。


ただ、時代の好みは「すでに権威のある言葉を社名にする」から「独自の社名に権威を付けていく」に完全に変わっていますね。

つまり、企業のブランドイメージ構築です。

経済が成熟し、サービスで競合と差別化しにくい背景もあり、企業イメージで勝負している企業も少なくありません。


そんなブランドのことを考えて思い出した一冊を今日は紹介。
(前フリ長っ!)



ブランド広告 (光文社新書)


電通のクリエイティブディレクターが書いた本で、かなり前の学生時代に読んだ新書ですが、非常に読みやすく「ブランド構築とはなにか」が書かれていて面白かった本です。

とくに扉ページで紹介しているアメリカの「広告の広告」はブランド力の大切さを強く語っており、とても興味深いです。

本を要約しまくると、ブランド構築とは「長期的に同じメッセージを発信し続けること」であって、「一朝一夕で構築できるものではない」ということです。

内容的に、それほど深い訳ではありませんが、広告業界の入門書としては非常に読みやすく最適かなと思います。





ハァ、ハァ。

疲れたぞ。

喋りだすと止まらない悪いクセが出てしまった。。


ゾ~~~~ン!




otax 02:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | 読書・オタックス
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